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意外に知らない!日焼け止めの事実。

日常の習慣としてある『日焼け止め』現代では女性だけではなく男性も使用が日常になってきています。

今回は誰もが使用する『日焼け止め』について深掘りをしていきます。

目次

『日焼け止め』の歴史

日焼け止めは、古代エジプト時代から使用されていました。

エジプト人は亜麻油や石灰を混ぜたクリームを使って日光から肌を保護していました。

現代の日焼け止めの発展は、1930年代に始まり、この時代は日焼けクリームが市販されるようになりました。

その後、1950年代にはオリバー・ブロンズ社が最初の商業用日焼け止めクリームを開発。

1970年代以降、日焼けをすると皮膚がんになる』という関連性について科学者たちは研究を始め、よりリスクが明確になりました。また技術の進歩により、日焼け止めの製品はさまざまな形状やSPFの変化を経て進化しました。SPFは紫外線B波(UVB)から肌を保護する能力を表す指標であり、より高いSPF値はより高い保護効果を示します。

現代の日焼け止め製品は、さまざまな形状で利用可能であり、

クリーム、ローション、スプレー、ジェルなどがあります。さらに、紫外線A波(UVA)からも肌を保護するための成分も含まれています。

  • クリームタイプ:乾燥肌の方におすすめ。しっとり潤いなからお肌を守ります。
  • ローションタイプ:脂性肌の方におすすめ。べたつかずさらっとした使用感。
  • スプレータイプ:普通肌〜脂性肌の方におすすめ。サラサラとした使用感。化粧後にも◎
  • ジェルタイプ:どの肌タイプでも◎ 伸びが良くみずみずしい使用感。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違い

日焼け止めには、紫外線防止剤として紫外線吸収剤もしくは、紫外線散乱剤が使用されています。

紫外線吸収剤だけを用いた製品、紫外線散乱剤のみを用いた製品、両方を使用している製品があります。

では、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いについてですが、

紫外線吸収剤は

紫外線を吸収して、熱や赤外線などのエネルギーに変化させて放出することで、紫外線が皮膚に届かないようにします。

それに対して紫外線散乱剤は

紫外線を反射させ散乱させることで、皮膚に紫外線が届くのを防ぎます。

紫外線吸収剤(ケミカル)紫外線散乱剤(ノンケミカル)
特徴・吸収剤自体が紫外線を吸収し、皮膚に紫外線が届くのを防ぐ。
・UV-A吸収剤、UV-B吸収剤というように特異的な吸収波長がある。
・透明なので皮膚に塗ったときに白くなりにくい。
・かぶれる方がいる。
・粉体の散乱剤が鏡のように紫外線を反射・散乱させ、皮膚に紫外線が届くのを防ぐ。
・酸化亜鉛はUV-Aを、酸化チタンはUV-Bをより防ぐ。
・白色の粉末なので、皮膚に塗ったときに白浮きして見えることがある。
代表的な化合物・メトキシケイヒ酸オクチル
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
・ジメチル PABA オクチル
・オクチルトリアゾン など
・酸化チタン
・酸化亜鉛

紫外線吸収剤のメリットとデメリット

紫外線吸収剤は基本的に無色透明のため肌にのせた時に白浮しない塗り心地が滑らかなのが特徴で価格もお手頃価格で購入ができます。紫外線吸収剤は、肌に塗った吸収剤と紫外線が化学反応を起こして紫外線を吸収するため、肌が敏感な方や体質によっては刺激となるケースがあります。また紫外線吸収剤は一度、紫外線を吸収して熱や赤外線などのエネルギーに変化させて放出するした箇所は役目を終えてしまうので日焼け止め効果を持続するのは難しくなります。必ずこまめな塗り直しが必要です。

紫外線散乱剤のメリットとデメリット

紫外線散乱剤は白い粉末(パウダー)なので、塗ったときに白く見えやすいくなります。また、サラサラとした粉末であることから、紫外線散乱剤の配合量が多いと肌がきしみやすいといったこともあります。

紫外線散乱剤が使用されている日焼け止めは紫外線を反射しますので化学変化がなくアレルギーを起こしにくい。アレルギー体質、赤み、火照りを起こしやすい方にはおすすめです。(全ての方にアレルギーが出ないとは限りません。肌が弱い方はできるなら使用前にパッチテストをおこなってください。)

日焼け止めのSPF・PAとは?

SPFとは

SPFUV-Bを防止する。SPF  1   =20分防ぐ効果がある。
例えばSPF15  20×15=300分      5時間SPF20  20×28=560分      9時間20分SPF35  20×35=700分      11時間40分SPF50  20×50=1000分    16時間40分
という計算になります。(私が化粧品会社で仕事してる時はSPF98とかありましたよ。必要無いですね)

PAとは

UVA(しわ、たるみの原因になる紫外線A波)を防ぐ効果を表します。PAは数値化できないため効果が+で示されており、PAのレベルは「PA+ (効果がある)」「PA++(効果がかなりある)」「PA+++(効果が非常にある)」「PA++++(効果が極めて高い)」の4段階で表示しています。

通常の生活ではSPF、PAも高い数字を使用しなくても紫外線を防ぐ事ができるんです。
逆に数値が高すぎるとその分お肌にも負担がかかります。汗をかいたり、タオルで拭くと85%のUVクリームが取れてしまいます。日焼け止めはこまめな塗り直しが必要です。

SPF1=20分の単位を基準にしているのは、一般的に『何のつけずにUVBを浴びて日焼けするまでの時間は約20分』と言われます。

効果的な日焼け止めの使い方

どんなに紫外線効果の高い日焼け止めを使っても、塗り方が間違っていると十分な効果が発揮できません。日焼け止めの効果を最大限に引き出すために、効果的な塗り方をマスターしておきましょう。

ムラなく塗る

せっかく日焼け止めを塗っても、きちんと塗れていない部分があると、その部分は紫外線の影響を受けてしまいます。紫外線から肌を守るには、日焼け止めをムラなく塗ることが欠かせません。

顔に塗る場合

全体に塗ったら、再度適量を手にとって塗り残しがないように重ねづけしてください。特に、頬や鼻など日が当たりやすい部分は、ていねいに重ね塗りをするのがおすすめです。

・ボディに塗る場合

日焼け止めを容器から直接、腕や足に線状に出して塗ります。量が少ないとムラになりやすいので、塗り広げても十分な量を出しましょう。

線状に出した日焼け止めは、手のひらでらせんを描くようにしてムラなく伸ばします。特に日焼けしやすい腕や手の甲は、重ね塗りをしてしっかりと塗りましょう。

また、薄手のシャツやニットなどは紫外線を通すので、衣類で覆われている部分であっても日焼け止めを塗ることをおすすめします。

こまめに塗り直す

日焼け止めは、朝塗って夕方までそのままという方もいるかもしれません。しかし、日焼け止めは汗で流れたり、汗を拭いたときに落ちたりするので、こまめに塗り直すことが大切です。

外出先にも日焼け止めを携帯して、2~3時間おきを目安に塗り直しましょう。

ウォータープルーフタイプの日焼け止めやPAやSPF値の高い日焼け止めを使用している場合も同様です。

また、マスクでこすれたり、衣類に触れたりすることで日焼け止めが落ちることがあります。

せっかく朝ていねいに日焼け止めを塗っても、塗り直しをしなければ、日中には紫外線が肌に直接当たってしまうことになるでしょう。

朝に塗った日焼け止めが、一日を通して肌の上で効果を発揮するのは難しいので日焼け止めはこまめに塗り直すことをおすすめします。また使用量もとても大切です。決められた使用量でご使用ください。

海外の『日焼け止め』の取り組み

最後に海外と日本との日焼け止めの違いはどうなっているのでしょうか?

実は。。。

海外ではサンゴ礁を死滅させ、海洋環境に重大なダメージを与える紫外線吸収剤の成分として

『オキシベンゾン』『オクチノキサート』(国内の化粧品成分名:ヒトキシケイヒ酸エチルヘキシル)を含んだ日焼け止めについてハワイでは販売を禁止2021年1月より施行。太平洋の諸国パラオでは、ハワイより厳しい上記成分に加え『オクトクリレン』『エンザカメン』『トリクロサン』『メチルパラベン』『ブチルパラベン』『ベンジルパラベン』『フェノキシエタノール』の化学物質を含む日焼け止めとスキンケア製品の販売、使用禁止。

日本では『フェノキシエタノール』は一般的な日焼け止めのみにならず化粧品全般に広く使われている『石油由来の合成防腐剤』です。

これらの成分については、サンゴ礁だけではなく人体への悪影響が大きく、皮膚から体内に浸透し血液や尿からも検出されるという研究が多く発表されています。

徐々に日本も環境に配慮する仕組みに進んでいますが海外よりかは遅れています。

海には国境はありません。地球上の海は繋がっているのです。

一人ひとりが環境にも配慮してお肌にも優しいアイテムを選ぶように心がけましょう。

スリールボーテおすすめの日焼け止め

スリールボーテでおすすめのシャルムボー化粧品ルミナスUVプロテクトクリーム

完全紫外線散乱剤使用で作り手泣かせの徹底ぶり!!

お肌を守りながらエイジングケア

紫外線吸収剤、界面活性剤を徹底解除。

  • 若さのホルモンを含むワイルドヤムエキスが40〜70代を20〜30代レベルを回復
  • コエンザイムQ10の抗酸化作用でビタミンEをリサイクルして老化防止
  • 超撥水性に超撥水性に作られているため少々汗をかいても崩れません
  • 油溶性のビタミンC誘導体配合でゆっくりじっくり美白

お肌を守りながら若返る

シャルムボールミナスUVプロテクトクリーム  30グラム ¥8800(3カ月使用)

最後に

地球温暖化を目の当たりにすることが増えた昨今、日焼け対策をせずに外出することが危険な日常になりました。日焼け止めを塗ることでお肌のシミ、シワ、たるみの老化を防ぐだけではなく火傷、皮膚ガンなどのリスクにも日焼け止めはなくてはならないものになりました。

たくさんのUVケアが溢れてますのでご自分にあうUVケアでお顔、お体を徹底的に守りましょう。

また日焼け予防ができるアイテムもおすすめです。日傘、帽子、サングラス、手袋などがありますのでお肌をしっかりと守っていきましょう。

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